阪神大震災の起こった平成7年度に、当社は創立いたしました。
創立当時は屋根工事の専門業者としてのスタートでしたが、屋根以外にも住宅の修繕や、リフォーム等のご依頼をいただく機会も増えていきました。
また、給湯設備やオール電化の需要が増えるにしたがい、おかげさまで、住宅設備の経験とノウハウで数多くの実績を残すことも叶いました。
しばらくして、再生可能エネルギーとりわけ、太陽光発電の一般普及の波がやってくることとなりました。
ハウスプロデュースとエネルギー事業の始まりはそこからです。
当初は補助金がなければ設置が困難だった太陽光発電設備も、数年前に政府からの補助金は終了しました。
太陽光は何かの援助なくては導入されない段階を過ぎ、人々が自分の意志で望み、選ぶステージへとたどり着きました。
一つは機器設備の生産力が上がったことによる価格低下、もう一つは人々にとってエネルギーというものがより身近になりその存在意義を考える意識が高まったことからだと思います。
関西に起こった、阪神大震災。
関東・東北の東日本大震災。
これらの大災害は、多くの人の危機意識を変えました。
電気、水道、通信のインフラが途絶えることがあるのだということ。
途絶えたときにどう対処すればよいのかを皆様が考えられたのでしょう。
電力会社以外からの電力供給手段を用意しリスク分散する必要性と、私たちの周りにある住宅設備は既にそれが可能となっていることに多くの方が気付きました。
自然の大きな力を実感するほど、それらと共に生きていくこととはどういうことなのかを自問する方も多かったでしょう。
命が生きていく限り、何かを犠牲にしなければならないことがあるのが自然の摂理ではあれど、できるだけ自然環境への負担を少なくしていきたいものです。
太陽光発電を始め風力発電、バイオマスといった再生可能エネルギーと呼ばれるものはCO2排出を抑え環境に優しく、電力の自給自足も可能になる時代となりました。
屋根・住宅・エネルギー事業と、当社は創立時から人と家の近くにある会社でした。
今、蓄電池、HEMS(ホーム・エネルギー・マネージメント・システム)の登場により住宅とエネルギーインフラはより一体となってきました。
家全体が、人々の暮らしに合わせ進化していきます。
私たちはそんな変わりゆく人々の暮らしを見つめ、豊かになるお手伝いをしながら新たな時代とエネルギーとを結び付けてゆきたいと思っています。
一つ一つの家が、将来的には町や都市など広いネットワークで繋がれていきます。
社会が、日本が、一丸となって防災や環境保護といった問題を解決してゆく未来ビジョン、より豊かな皆様の生活の実現のため私たちはこれからもエネルギー事業の拡充に努め、社会への貢献を行ってまいります。
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