根本的に、売れにくい空き家とは?


それは、価格以外に売れへん要因があるからやな~。
実は、物件サイトや一般的な不動産会社で売れない空き家には、単なる価格以外に、根本的な理由が存在します。
🚶♂️需要が少ない地域
田舎、郊外の空き家は、シンプルに需要が少ないです。
周辺に、「生活に必要な施設がない」「公共交通機関から遠すぎる」「遊ぶところがない」など、利便性の低さは価格を下げても埋められません。

⚖️法律・権利関係の複雑さ
再建築不可物件や、用途が厳しく制限される土地など、法的な問題は買主の活用を阻みます。
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再建築不可
現在ある建物を解体して更地にした後、建築基準法上の制限により、原則として新しい建物を建て直すこと(再建築)が認められない土地のことです。
※ 主な原因は、接道義務(建築基準法上の道路に敷地が2m以上接していないこと、またはその道路の幅員が原則4m未満であること)を満たさない点にあります。

建物がどんなにボロボロになっても、災害で全焼・全壊しても、新築どころか大規模な建て替えもできひんねん。
💰老朽化・構造上の問題
中古物件のリノベーションは一見「安く済む」と思われますが、建物の状態次第では新築と同等の費用になる場合もあります。
このリスクがあるため、仲介市場では「古すぎる物件」が買い手に避けられる傾向があります。
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フルリノベーション(構造以外を全面改修)
一般的に 1,000万〜2,000万円 程度。( + 中古物件価格・仲介手数料など) -
新築戸建ての平均建築費(延床30坪程度)
地域差はありますが 2,500万〜3,500万円前後。

売れない空き家が抱える「時間とお金」の問題



一般的な不動産仲介は「一般の個人買主」を見つけることを目的としています。しかし、老朽化した空き家や、問題を抱えた物件は、個人の買主にとってリスクが大きいのです。
「買主にとって懸念がある物件を、個人買主に売ろうとする。」この売却ミスマッチが、空き家がいつまでも売れない原因でもあります。
⏱️ 仲介では売却までに時間がかかる
一般的に、売れる可能性が高い物件以外は、不動産会社から積極的な物件の販売活動は行われません。物件サイト(SUUMO、ホームズなど)への掲載が主な対応となります。
「その物件を買いたい!」という買主が現れるのを、ひたすら待つ必要があり、いつ売れるか分からない状態が続きます。

💸 売却準備の費用負担が大きい
少しでも見栄えを良くしようと、売主が自費でリフォームや清掃を行うケースも少なくありません。
しかし「立地条件が悪い」「再建築不可」「需要が少ない」といった根本的な問題がある場合、いくら綺麗にしても買い手が見つからないままお金だけ消費してしまうことが多いです。
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清掃や片付けに数十万円
ゴミ屋敷化している空き家などは、業者に依頼すると処分費用だけで相当かかる。 -
リフォームに数百万円
水回り交換、壁紙・床材の張替え、屋根・外壁補修など。

リフォームとリノベーションの違い
- リフォーム:壊れた部分を直す/古い部分をきれいにする(修繕・改善)。
- リノベーション:暮らし方に合わせて建物の価値を作り変える(改造・刷新)。
- フルリノベーション:構造以外を全面改修 → 実質「新築に近い中古住宅」になる。
📉 空き家バンクはマッチング率が低い
「空き家バンク」は、自治体が運営しているケースが多く、「空き家を活用して地域の定住者を増やす」という地域振興目的が強い仕組みです。そのため、とにかく早く処分したい人にとっては以下のようなデメリットがあります。
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マッチング率が低い
一般の人が「家を探そう」と思ったときに、まず思い浮かぶのは SUUMO、アットホーム、ホームズ、など大手サイトで、空き家バンクは利用者がそもそも少ない。 -
成約まで時間がかかる
買主の属性が限定される(移住希望者など)ため、一般的な市場売却に比べて成約までに時間がかかる可能性が高い。 -
営業活動の不在
自治体は営利を目的としないため、積極的な営業活動や販売促進は期待できません。あくまで情報を提供する「マッチングの場」の提供が主です。

利用者が少なくて、営業活動もせえへんから、気長に待たなあかんねん。
「お困り空き家」を手放すなら、空き家専門買取業者がおすすめ


「とにかく空き家を処分したい」なら「専門買取業者」の利用がおすすめやで✨
買取専門業者のメリット 5選 ✨ を紹介
1.🏠築年数・立地を問わない
買取専門業者は、リノベーションや解体・再建築のコストを前提として査定します。物件を「再生のための素材」と捉えるため、老朽化は売却の大きな障害とはなりません。
また、地域に特化した独自の活用ルートや投資家ネットワークを持っています。一般市場が敬遠する物件でも、収益化のノウハウがあるため、リスク込みで買取可能です。
2.🚀スピード買取が可能
「業者と売主様の一対一の取引」というシンプルな構造によって、仲介よりも圧倒的に早く空き家売却が完了します。
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買主の決定が即時
仲介のような「買い手探し」の期間が一切不要です。査定額に合意すればすぐに売買契約に移れます。 -
複雑な手続きの省略
通常の個人買主のと違い、「住宅ローン審査」「物件調査」「融資実行待ちの期間」が不要となり、決済までの時間を大幅に短縮できます。 -
契約不適合責任の免責
売主の契約不適合責任が免除されるため(買主である業者が責任を負う)、売却後の予期せぬトラブルを回避でき、契約前の詳細な調査期間が短縮されます。
3.🗑️解体や片付けも一括対応
空き家を売る際、最も手間がかかる、残置物(家具、家電、ゴミなど)の処分や、建物の解体・清掃は、買取後に業者が行うため、売主が事前に行う必要がありません。
4.💰仲介手数料が不要
業者が直接買主であるため、間に仲介会社が存在しません。したがって、仲介手数料はゼロです。
5.📞営業がしつこくない
一般的な不動産仲介の場合、売主様にとって大きな負担となるのが「しつこい追客」です。
一方、空き家・訳あり物件の専門買取業者は、自社が直接買い取る仕組み。無理に契約を迫る必要がなく、しつこい営業電話や追客は基本的に行いません。
「条件が合えば成約」というシンプルな取引になるため、売主様にとっても安心感があります。
空き家買取専門買取業者のメリットまとめ
- 築年数・立地を問わない
- スピード買取が可能
- 解体や片付けも一括対応
- 仲介手数料が不要
- 営業がしつこくない
※買取業者によって異なる場合がございます。

空き家専門買取業者は、独自の販売ルートを持ってるから、「お困り空き家」「訳あり物件」にも、価値を見出して積極的に直接買取してるんや✨

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専門買取業者のデメリット



切れ味鋭いツッコミや。デメリットも、確かにあるで~。
専門買取業者の利用は、「お困り空き家」「訳あり物件」にとっては、最速かつ最も手間がかからない処分方法です。しかし、専門買取業者による買取にもいくつかのデメリットが存在します。
⬇️ 売却価格が低くなる
買取業者は、物件の再販にかかる全てのコスト(リフォーム、解体、残置物処分、再販時の利益、買取後のリスク)を全て織り込んだ上で査定額を算出します。そのため、一般市場で売買される仲介価格と比較すると、売却価格は低くなる傾向があります。


「高く売りたい」なら不動産仲介で気長に交渉、「とにかく手放したい」なら買取専門業者。…って感じやな。
📝 まとめ
空き家売却は、「価格を優先するか」、「スピードと手間削減を優先するか」で判断が変わります。
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価格の優先
市場価格での売却を優先し、時間に余裕がある場合は、不動産仲介 -
スピードと手間削減の優先
とにかく早く手放したい、手間を最小限にしたい(お困り空き家、訳あり物件)場合は、専門買取業者
「お困り空き家」「不動産仲介」の売却なら、お困り空き家買取くんにお任せ!
空き家は、人が住まないことによる急激な劣化により、放置するほど、売れにくくなります。また、固定資産税や管理の負担も増えます。
「処分したいけど売れるのか不安…。」という方も、まずはお気軽にご相談ください。

一人で悩まんと、相談してな~✨